美容業は「従業員の確保難」 経営上の問題点より
Posted on | 11月 6, 2014 | No Comments
日本政策金融公庫は2014年10月30日、景気動向調査・「経営上の問題点」を発表した。「顧客数の減少」をあげる経営者は理容業、美容業とも減り、客足は回復傾向にある。
しかし「客単価の低下」では理容業は減少したが、美容業は増えて経営環境は美容のほうが厳しいようだ。
また美容業では「従業員の確保難」が2014年度になってから5ポイント以上増えており、スタッフ不足が経営に影を落としている。
理容業の経営上の問題点(%、カッコ内は前期比)
顧客数の減少/69.9(-2.2)
客単価の低下/20.8 (-1.4)
原価を価格に転嫁できない/20.8(1.0)
店舗施設の狭隘・老朽化/18.6(-2.5)
後継者難/11.8(-2.8)
従業員の確保難/10.4(-1.3)
事業資金借り入れ難/1.9(0.3)
その他/7.1(0.6)
特になし/11.5(3.1)
美容業の経営上の問題点(%、カッコ内は前期比)
顧客数の減少/56.6(-5.5)
客単価の低下/20.2 (1.4)
原価を価格に転嫁できない/23.0(-1.3)
店舗施設の狭隘・老朽化/20.0(3.4)
後継者難/9.7(-1.2)
従業員の確保難/26.5(0.6)
事業資金借り入れ難/3.2(-1.3)
その他/5.1(-0.1)
特になし/9.7(1.1)
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