まつ毛貧毛症治療薬「グラッシュビスタ」発売へ
Posted on | 9月 23, 2014 | No Comments
日本初のまつ毛貧毛症治療薬「グラッシュビスタ」が2014年9月29日発売される。
「グラッシュビスタ」は、緑内障患者で治療薬の投与を受けている人がまつ毛がフサフサしているという「副作用」に注目して、アラガン・ジャパン社が開発。今年3月に厚労省から製造販売承認を受け、9月16日には塩野義製薬と共同販売する契約を結び、29日から発売される。
「グラッシュビスタ」発売を機に、大手メディアがまつ毛エクステと比べて、安全面での優位性を強調する記事を掲載していたが、まつ毛エクステ関係者は「まつ毛エクステは、普通にまつ毛がある人がより美しくなるために行う施術で、まつ毛貧毛症の治療薬と同じ土俵で比べることはできない」と一蹴。
さらに、「これまでまつ毛エクステの対象外だったまつ毛の薄い人が新薬で健全なまつ毛になってから、エクステンションをつけることができる」と新薬の発売を歓迎している。
まつ毛エクステは、美容師でなければできなくなって以降、その教育、また安全、衛生、消毒管理などが徐々に確立されており、事故件数は減少するものと期待されている。
ちなみに新薬の成分は緑内障の点眼薬と同じ。治験では4か月使用すると8割の人に効果がみられた、という。治療費は自由診療なので幅があるが、4か月で2万円から10万円程度。
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