高級感はあるけど黒の多用は要注意
Posted on | 8月 30, 2014 | No Comments
9.お客を集める外装デザイン(全14回)その8
前回は、10ヵ条のその⑥と⑦で、照明やファサードをうまくつかうことをお伝えしました。今回は色使いがテーマです。
入りたくなるお店の10カ条<チラ見せ>
10カ条のその⑧は、色づかいについてです。
まず、来てほしいターゲット顧客にあったテーマを設定します。たとえば「かわいい」「癒し」「高級」「和風」といったキーワードをあげてみてください。このキーワードはお店のコンセプトにあった外観をつくるために、内装や看板、チラシなど販促物とも一致させる必要があります。
たとえば、高級感を演出する色づかいの例をみてみましょう
お手本は、百貨店の化粧品売り場です。黒やダーク系で深みある色に白の切り抜き文字やゴールド、シルバーを使ったロゴや店舗内装が多く見受けられます。ただ、美容店のばあい、黒を多用しすぎると、女性らしさが感じられず、硬い印象を与えてしまうこともあるので、色の面積比には注意しましょう。とくに、男性経営者さんで、高級感を演出されたい場合に、黒の使いかた要注意です。一歩間違うと男性向き正統派の高級アパレル店のような印象になってしまいます。
つぎに、女性客が好む色づかいも確認しておきましょう。なんといっても、明るく柔らかな色合いにまとめたみせづくりが必要です。たとえば、オフホワイトの壁にピンクや薄紫いろのアクセントときらきら光る素材を添えるとゴージャスでかつロマンティックな雰囲気にまとまります。
次回もひきつづき、美容室のファサードについてです。どうぞお楽しみに。
(著作:和田美香 「はじめての美容室独立開業工事110番(http://salonopen.com)」サイトでも、ブログやメルマガ執筆中)。
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