「ネイルサービス業」(7894)として標準産業分類に登録
Posted on | 6月 26, 2014 | No Comments
NPO法人日本ネイリスト協会は2014年6月25日、第9回総会を開き、平成25年度事業・決算の報告案件、平成26年度の事業・予算の計画案件を決めた。26年度事業計画では、同会が来年創立30周年を迎えることから、それに向けての準備作業を行うことなどが盛り込まれた。
冒頭あいさつした滝川晃一日本ネイリスト協会理事長は「長年の不況にもかかわらずネイル産業は成長を続け、昨年も若干ではあるが成長した。安倍政権は、女性が輝く社会づくりを目指しており、ネイル産業にとっては追い風になる」となどと語り、また昨年の日本標準職業分類(小分類、*)でネイル産業が「ネイルサービス業」として採用されたことに触れ、「ネイル産業が国からも認められたことになり、我々の責任も重くなった」と述べた。
平成25年度決算は収支16億8220万円で、予算額を1億2619万円上回った。これは会員の自然増により入会金、会費収入が増えたのと、消費税アップにともなうテキスト類の駆け込み需要、また検定料収入などの増えたため。8000万円余を引当金として次年度に繰り超すとともに、4827万円の当期余剰金を計上した。
平成26年度予算は収支16億9223万円。30周年記念事業の費用として2000万円を見込んでいる。
*日本標準産業分類(総務省)、第13回改訂(平成25年10月改訂、平成26年4月1日施行)で「ネイルサービス業」が新設された。分類コードは7894。
なお、13回改訂では、「リラクゼーション業(手技を用いるもの)」も新設されている。分類コードは7893。
理容美容などは「生活関連サービス業、娯楽業の大分類」(N)の「洗濯・理容・美容・浴場業」の中分類(78)に含まれるが、13回改訂により、理容美容系の職業分類は
理容業:7821
美容業:7831
エステティック業:7892
リラクゼーション業(手技を用いるもの):7893
ネイルサービス業:7894
が登録された。
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