縮む男性調髪市場
Posted on | 5月 21, 2014 | No Comments
美容センサス2014年上期
男性客が年間に支払う調髪料金は、理容店の利用者は1万5381円、美容店の利用者は2万3425円だった。美容店を利用する男性の方が5割も多くお金を掛けている。
リクルートビューティ総研が2014年5月20日発表した「美容センサス2014年上期」より。
理容店を利用する男性客の支払う1回当たりの金額は2359円、美容店の利用者は3957円。年間の利用回数は、理容店の利用者は6.52回、美容店の利用者は5.92回だった。
理容店を利用する男性客が支払う金額は
2012年/2502円
2013年/2597円
2014年/2359円
(いづれも上期)
と推移している。
理容店を利用する男性客の年間利用回数は、2013年上期は7.28回だったので、0.76回減った。支払い金額は238円減り、理容店の市場規模は縮小しているのがこの調査からも分かる。
一方、美容店を利用する男性客が支払う金額は
2012年/4535円
2013年/4346円
2014年/3957円
(いづれも上期)
と推移している。
2013年上期の年間利用回数は6.03回で、0.11回減少した。
理容店派、美容店派とも縮小傾向にあり、男性の調髪市場は厳しい状況にある。
利用するメニューの調査で、カット単品の利用者が多いことや、業態店を利用する男性が増加しているものと推測できる。
【調査概要】
対象:男性900、女性5400(いづれも20から64才)
時期:2014年3月4日~同11日
方法:インターネット調査
タグ: 美容センサス, 調査