6万の大台割込んだ美容組合員数
Posted on | 5月 16, 2014 | No Comments
美容組合員の減少に歯止めがかからない。全美連が2014年5月14日開催した理事会で公表したデータによると、平成26年4月1日時点の組合員数は前年より2043人減って5万9596人と6万の大台を割り込んだ。
昨年の25年は前年より2342人減り6万1639人、24年は2175人減り6万63981人と毎年2千人を超えて減少している。理容組合も同様に減少しているが、こちらは組合員が高齢化して廃業による減少が大きい。しかし美容組合は事業継続者の組合脱退が多いという。
各組合ごとの前年比をみると、福井20人、徳島5人、高知1人、福岡66人、沖縄4人の5県で増加している。佐賀県はプラスマイナス0で、他は減少した。静岡県の257人減を筆頭に3桁減の組合が5組合ある。
おしなべて組合員が減少傾向にあるなかで、福岡県は毎年増え続けている。24年は90人、25年は52人、今年は66人といった具合だ。
全美連では新年度事業として、組織再生のための中長期ビジョンを策定することにしている。外部有識者から意見を聞くのもいいが、まずは毎年コンスタントに組合員を増やしている福岡県の取り組み方法を知ることも必要だろう。
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