資生堂が免疫美容化粧品「アルティミューン」発表
Posted on | 4月 18, 2014 | No Comments
資生堂は、ランゲルハンス細胞を機能を高めて健康肌に導く美容液「アルティミューン パワライジング コンセントレート」を2014年9月1日より発売すると、4月8日発表した。
ランゲルハンス細胞は、自分の持っている力で美しくなる「免疫美容」を支えるもので、ランゲルハンス細胞に作用する化粧品としては、パトラコスメティック社の美容液「パルシアスタシス」があり、2番目の化粧品になる。
肌の免疫は、ランゲルハンス細胞といわれる樹状突起細胞が深く関わっていることが知られ、資生堂は昨年、このランゲルハンス細胞の機能を高める、複合成分の開発に成功したと発表していた。新商品はこの複合成分を配合して製品化した。
資生堂は、ランゲルハンス細胞の機能を改善すると、スキンケアの面でも明確に改善効果があったと実験結果を発表している。
資生堂によると、20年以上にわたり皮膚免疫の研究しており、その研究は米国ハーバード医科大学などとの共同研究を含め行われ、2007年にランゲルハンス細胞が、紫外線や化学物質などの肌に悪影響を与える因子を抑え、過剰な刺激をしずめる機能があることを解明していた。
なお、ランゲルハンス細胞が肌の健康に重要な役割をしていることは、NPO法人日本免疫美容協会が2010年、米国皮膚科学会(フロリダ)で発表している。発表では、複合アミノ酸がランゲルハンス細胞の機能を高め、美肌効果はもちろん、医療分野になるが体質による皮膚疾患などを改善することを発表、評価された。
アルティミューン パワライジング コンセントレート
30ml 8,000円、50ml 12,000円(いずれも税抜価格)
発売は9月1日。7月30日から伊勢丹新宿店、阪急うめだ本店で先行発売(予定)
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