OMC組織改編に全美連は賛成
Posted on | 1月 23, 2014 | No Comments
ヘアワールドを主催するOMC(サルバトーレ・フォデラ会長)は大胆な組織改編に取り組み昨年11月にその採否を加盟団体に打診していた。全理連は否決の意思をOMCに通知したが、全美連は賛成で回答したと、2014年1月22日に開かれた全美連理事会で吉井眞人理事長が報告した。
吉井理事長によると、昨年11月に台湾で行われたOMCアジアゾーン大会で、フォデラ会長から直接説明を聞いて納得した、という。
OMCは一国1組織が原則だが日本の場合は全理連と全美連が交互に代表を担当している。現在は全美連が担当しており、全美連の判断が日本の判断とみなされる。
OMC組織改編の概要は、
①パリ本部を名目のみのバーチャルな場所に移転する、
②新たにOMC HAIRWORLD.Incという会社をタックスヘイブン地である米国デラウェイに設立する、
③OMC HAIRWORLD.Incは、GVS3(米国ニューヨーク)という会社とコンサルティング契約を結び、報酬を払う、
というもの。
OMC HAIRWORLD.Incは、OCMが全株を所有し、フォデラ会長がCEOに就任するほかOMC役員が役員として就任する。
組織改編により、税金を含め経費が削減され、またヘアワールドを営利事業として行うことでOMCが安定的な運営が見込めるとしている。
全理連は「生活衛生関係営業の運営の適正化及び振興に関する法律」による生衛団体(全理連、全美連など)は非営利活動が原則であることから反対していた。
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