理容所は130,210店で過去最低、美容所は231,134店で最高 <平成24年度衛生行政報告>
Posted on | 10月 25, 2013 | No Comments
平成25年3月末時点での理容所数は130、210店で最低を記録する一方、美容所は231、134店で過去最高を記録した。厚生労働省が2013年10月24日発表した平成24年度衛生行政報告による。
理容所は、23年度13年ぶりに増加したが、24年度は前年比1477店(▼1.1%)減少。これまで最低だった平成22年度の130、755店を下回り、過去最低数に落ち込んだ。
理容所は平成16年度に14万店台を下回って以降、減少傾向が続いており、来年3月末の平成25年度は12万店台になりそうだ。
美容所は、前年度比2705店(1.2%)増加した。衛生行政報告で発表された他業が減少する中の増加で、美容業の突出ぶりが目立った。
美容所は平成11年、平成22年を除いて、増加トレンドで推移している。平成22年は東日本大震災の影響で減少したが、翌年はその反動で5143店と大幅に増えた。24年度は2705店の増加にとどまったものの、過去10年間の増加数では23年度を除き最多だった。
美容所は平成10年に20万の大台を突破。15年には21万台、22年には22万台に乗せた。そして、わずか3年で23万台に達した。
平成24年度の新規開店数は1万1073店で、この3年間1万店台で推移している。美容所が急増している背景には平成10年当時に参入した男性美容師さんが独立開業の時期を迎えたためで、この増加傾向はしばらくは続きそうだ。
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