「成長産業にBBエステティックを」と女性理容師が官邸訪問
Posted on | 6月 20, 2013 | No Comments
全理連(大森利夫理事長)は2013年6月19日、安倍晋三総理宛の「理容における成長産業への取組みについて」と題する書面を菅義偉官房長官に渡した。全理連が進めているBBエステティックを成長産業のための技術と位置づけ、大森利夫理事長と41人のBBエステティシャンが首相官邸を訪ねた。
本来は首相に直接手渡す予定だったが、安倍首相がG8サミットで外遊中で不在だったため,菅官房長官に渡した。
BBエステティシャンは、組合員店への営業支援策の一環として全理連が推進しているもので、平成24年度は「BBエステティックセミナー」を国の補助金助成事業として実施。25年度も国からの助成を得て実施する予定で、現在生活衛生課の「審査・評価会」に申請している。
24年度には188人の女性理容師が受講。そのうちBBエステティックサロン開業の意志などを判断して33名が3日間にわたる講習を受け、その最終日に8人の指導員とともに首相官邸を訪ねた。
BBエステティシャンでは5年計画で72億円の増収を見込んでいるが、大森理事長は講習会でBBエステティシャンを普及させ、3年後には500サロン、5年後には1000サロンのBBエステティックサロンを開き、目標を達成したい、としている。
安倍晋三内閣総理大臣に宛てた書面 【理容における成長産業への取組みについて】
日本の経済環境は劇的な変化をしています。
デフレ脱却をめざす、自民党新政権の効果は非常に高いものがあります。
私共、理容業界もこれまでのような、刈って、剃って、洗って、セット、に併せて、世界に誇る衛生的な理容技術にパージョンアップしての一層の転換をはかつて、人々の癒しや健康づくりをめざして、髪から始まるトータルファッションの世界に打って出ようと考えています。
第一弾として、女性理容師によるBBエステティック(全身エステティック)による5年計画での72億円増収サロンをめざしスタートすることとしました。
つきましては、この度、その先人となるべき40名の理容師エステティシャンが誕生しました。
日本の理容が、単なる低料金店に苦悩するばかりでなく、新しくアジアや世界へ踏み出す、世界のリード役としての役割を果たすべきと,思っています。
日本の底力を活かした、日本のイノベーションになればと思っていますが、どうか今後ともご指導賜りますようお願い申し上げます。
なお、理容連合会では、この他にも超高齢社会への対応としての訪問福祉理容などの在宅介護への対応の用意もありますので、ご活用下さればと存じます。
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