理容サロン ゲートキーパー宣言 自殺防止に貢献
Posted on | 6月 21, 2012 | No Comments
毎年3万人を超す人が自殺している日本。総務省がすすめる自殺予防対策、ゲートキーパー運動に呼応して、全国理容連合会は2012年6月21日の理事会で「理容サロン ゲートキーパー宣言」を採択、全国で講習会を行うとともに、万が一「気づき」があった場合は、関係窓口に連絡し、自殺防止に組織を上げて協力する。
自殺者は1998年に3万人を超えて以来、3万の大台を超え続けている。交通事故死の5倍以上といわれている。また自殺未遂者は自殺者の10倍はいると推測されている。
そこで全国理容連合会では社会貢献の一貫として総務省の自殺防止運動に協力することにしたもの。ゲートキーパーとは門番の意。自殺者を守る意味もある。
全国理容連合会が毎秋実施している衛生遵守運動の際に行う衛生講習会で、1時間程度の「ゲートキーパー宣言」の講習を行ない、組合員に周知し、自殺防止運動を行うことにしている。
【ゲートキーパー宣言】
尊い命を自らが絶つ自殺者数は、わが国で年間3万人を超える厳しい状況にある。
私共、全国理容連合会は、政府内閣府の進めている自殺予防の対策に沿って、ここにゲートキーパー宣言を行うと共に、国民一人ひとりが生きる意義と意識を持つことや、悩んでいる人に「気づき」そして専門家や身内の方に「つなぐ」役割を中心とした、次の活動を展開する。
一、全国47都道府県で現在行っている衛生順守運動に併せて、「ゲートキーパー宣言」の趣旨の周知につとめ、講習会を実施する。
一、「気づき」「つなぐ」の受講者に対しては、ポスター及び庄舗登録ステッカーを配布する。
一、顧客等の会話の中で「気づき」があったときは関係窓口へ連絡をする。
以上、社会貢献事業に取り組むことを宣言する。
全国理容連合会
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