強まる「若く見られたい願望」 「見た目年齢に関する調査」より
Posted on | 12月 22, 2011 | No Comments
「若く見られたい願望」は誰しもが持っているが、「見た目年齢に関する調査」が2011年12月、発表された。それによると、「アラフィフ女性の4人に1人は10歳以上若く見られたい!」そうだ。美の仕事に携わる理美容師さんにとっても参考になる調査。
NTTアドは「第2回『見た目年齢』に関する調査」を実施。
2008年7月、実年齢と見た目年齢の違いがもたらす影響について調査を行い、TPOに応じてファッションを着替えるかのように、見た目年齢も自由に変えながら、多様なライフスタイルを楽しむ女性たちの実態を浮き彫りにした。
最近「美魔女」という言葉に象徴されるように、実年齢という既成の枠組みにとらわれることなく、生き生きと若々しく活躍する女性たちに、さらに注目が集まっている。
そこで、前回調査から3年経過し、こうした年齢に対する意識がどう変化しているのかを把握するため、首都圏在住30~59歳男女個人300名を対象に、2011年11月5日~6日、インターネット方式で第2回調査を実施。
その結果、約6割の人が若く見られていると認識し、特に女性50代の2割以上が実年齢よりも10歳以上若く見られていると認識していることがわかった。また前回調査と比較すると、若く見られたい願望が男女とも高まっている傾向も見受けられた。
【調査結果概要】
1.見た目年齢の現状
・若く見られていると回答した人は、男性57.3%、女性64.7%。
・特に女性50代で「10歳以上若く」が22.0%と高い傾向を示す。
2.見た目年齢の願望
(1)見た目年齢の願望
・若く見られたいと回答した人が、男性55.4%、女性77.3%となり、前回スコア(男性43.7%、女性71.1%)よりも高い。
・特に女性50代で「10歳以上若く」が26.0%と高い傾向を示す。
(2)生活シーン別の願望
・男女ともシーンによって見られたい年齢が異なり、その状況にふさわしい年齢イメージを想定している。
・前回調査と比較すると、全般的に男女とも、若く見られたい願望が高まっている傾向も見受けられる。特に男性で「同窓会」をはじめ「趣味や習い事」「子供の学校や習い事に関する行事」などで、前回調査よりも若く見られたい願望が高くなっている。
・男女別で比較すると、外出先でのあらゆるシーンで、女性のほうが若く見られたい願望が強い。中でも「話題の最新スポット」や「同窓会」での願望が強く、実年齢よりも4歳以上若く見られたいと回答し、女性にとって見た目年齢をより強く意識するシチュエーションになっている。
今回の調査でも、その場にふさわしい若々しさを志向する傾向が高まっていることがわかった。
自由回答でも「コミュニケーションをとる相手によって印象年齢を変えたほうが人生円滑に行く」(女性50歳)、「仕事の上では実年齢と一致している方がいいと思う。ただ、若い社員と仕事以外でつきあう時は少し若く見えた方が気楽に話してもらえそうな気がする」(男性44歳)といった回答が寄せられ、見た目年齢をTPOにあわせて演出することで、コミュニケーションを楽しんでいる様子がうかがえる。
オトナの常識をふまえつつも既成概念にとらわれず、実年齢と見た目年齢のギャップがもたらすコミュニケーションを楽しみながら、自由で多様なライフスタイルを謳歌するのが、イマドキ流なのかもしれません。
(情報/ニュースリリース)
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