グランドデザイン プラン 日本エステティック協会が発表
Posted on | 4月 29, 2011 | No Comments
日本エステティック協会(荘司礼子理事長)は、協会の方針やビジョンを描いた「グランドデザイン プラン」を2011年4月27日開いた第3回総会で発表した。
「エステティシャンの成長を支え続けるために」と題したプランは、協会の「目指す姿」「宣言」で方向性を示すとともに、具体的に
1、実践的な教育に傾注
2、新しい技術やメニューなど新しい価値の創出
3、サロンの活性化
4、社会貢献
5、海外交流
6、協会のブランディング
7、諸活動と広報活動の一体化
などを掲げている。
グランドデザイン プランを発表した背景には、昨年日本エステティック試験センターが設立され、エステティシャンの資格認定が同センターで行われるようになったことがある。エステティック業界統一の「公的」資格認定試験が誕生したことで、日本エステティック協会の行う資格認定資格はなくなった。
これまで日本エステティック協会が行っていた資格認定試験は、協会会員であることが条件で、この条件を満たすために入会していた会員が多かったが、新しく試験センターが資格認定試験を実施することで、資格取得のために協会会員でいる必要はなくなった。
これらの状況変化で、従来のままの協会では会員の減少が見込まれることから、これを一つの転機として、新たな協会として生まれ変わることが求められていた。
協会では、このグランドデザインにそった事業を行うことにしている。
なお、グランドデザインは2011年から2013年と中期デザインで、2014年以降は実施経過をみて新たに策定するようだ。
タグ: 日本エステティック協会