「ベスト・ヘア2025」開催 高嶋ちさ子さんら各世代の著名人を表彰 美容室の利用促進に期待
Posted on | 10月 22, 2025 | No Comments
素敵なヘアスタイルで輝く著名人に贈られる「ベスト・ヘア」の表彰式が2025年10月21日、東京・丸の内の東京會舘で行われ、ヴァイオリニストの高嶋ちさ子さん(50代)ら、30代から70代までの5人が表彰された。
主催は全日本美容業生活衛生同業組合連合会(全美連)。加盟組合員へのアンケート調査をもとに選考委員会が各年代ごとに選出した。

「ベスト・ヘア賞」は2000年に全美連が創設し、2007年まで毎年、全日本美容技術選手権大会で発表していた。これまでに神田うのさん、菊川怜さん、米倉涼子さん、優香さん、石川亜沙美さん、上戸彩さん、長澤まさみさん、三船美佳さんら、その時代を代表する女優やタレントが受賞している。
その後、2023年に復活し、広島県で開催された全日本美容技術選手権大会では、アスリートを応援する目的から10代から70代までの女性アスリート7名を選出・表彰した。
今回の「ベスト・ヘア2025」は、全日本美容技術選手権大会とは別に開催され、文化・芸能・スポーツ・経済など各分野で活躍する著名人を対象に選出。一般メディアを招き、表彰式が行われた。
式典の冒頭、主催者を代表して挨拶した藤原國明理事長は「ヘアスタイルは生きる喜びであり、生きる力を与えてくれる。この表彰式をきっかけに、ヘアスタイルへの関心がより高まることを期待しています」と述べ、美容室の利用促進にも期待を寄せた。
表彰式では、30代の本橋麻里さんから順に年代別に表彰が行われ、記念のトロフィーが贈られた。受賞者たちは、それぞれヘアケアの工夫や髪への思いを語った。
![]()
<ベスト・ヘア2025 受賞者とコメント>
30代:本橋麻里(カーリング)
「海外の選手から日本人の髪質を羨ましがられます。カーリング会場は非常に乾燥しているので、パサつかないよう気をつけています」
(MCから“ボディビルはしないのですか?”との質問に真面目に答える姿も印象的だった)
40代:川上未映子(小説家)
「クセ毛は子どものころからのコンプレックスでしたが、今では大切な身体の一部であり、想像力の源です。20年間担当してくれている美容師さんとこの喜びを分かち合いたいです」
50代:高嶋ちさ子(ヴァイオリニスト)
「50代になって“女をやめよう”と思っていましたが、今日同席した先輩方を見て、まだまだ頑張って美しくなる! ショートカットにこだわる理由は、早く乾いて時間を無駄にしないからです」
60代:萬田久子(女優)
「ロングヘアを貫いています。頭皮のマッサージにも気をつかっています。健康維持のために、今朝も朝ヨガをしてきました」
70代:夏木マリ(女優・歌手)
「ヘアスタイルは自分を表現する言語。顔は自由に変えられませんが、ヘアスタイルは思い通りにできるのが魅力。年齢はただの記号、年代別の区分はもうやめてほしいわ」
![]()
タグ: ベスト・ヘア, 全日本美容業生活衛生同業組合連合会

























