アジュバンHD、中間決算で赤字転落 美容室業界の不振が影響か?
Posted on | 10月 18, 2025 | No Comments
東証上場の化粧品メーカー、アジュバンホールディングスは10月17日、2026年3月期中間決算を発表した。売上高は18億5,500万円で、前年同期の20億7,900万円に比べ10.8%減。営業利益は2,100万円の赤字(前年同期は5,500万円の黒字)となった。
同社は「新規サロン獲得プロモーションの拡大」などを実施し、取引サロンの実稼働軒数は1万1,256軒(前年同期比957軒増)に増加したものの、主力のヘアケア事業の売上高は12億8,200万円(前年同期比5.6%減)と前年を下回った。また、スキンケア事業の売上高も6億6,100万円(同15.4%減)と減少した。
同社は通期での巻き返しを図っており、売上高43億6,500万円(前期比6.5%増)の業績見通しは据え置きとしている。
なお、赤字転落の背景には美容室業界全体の不振があるとみられる。とくに同社の主要取引先であるハイクラスな美容室の経営低迷が、業績に影響を及ぼしたと考えられる。
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