「理美容業界に働き方改革を」 理容室「KINGSMAN TOKYO」が“働きがいのある会社”3位に
Posted on | 3月 7, 2025 | No Comments
労働条件に課題があるとされる理美容業界にあって、“働きがいのある会社”をランキング形式で公表する国際的アワード「Great Place to Work®」(GPT)で、初エントリーながら小規模部門で第3位を受賞したサロン企業がある。
理容室「KINGSMAN TOKYO」など(理容室6店・美容室・脱毛サロン)計8店舗を運営するPARK BUILDER(東京港区)。
受賞した同社が2025年3月3日発表した。
AI・ITツールの積極導入によるバックオフィス業務の効率化や、360度評価やクレンリネスチェックを取り入れた独自査定システムなど、業界の常識にとらわれない取り組みを続けることで、スタッフの「働きやすさ」と「働きがい」を両立、従業員満足度の高さがGPTW評価委員会より高く評価されての受賞という。
認定ページ
https://hatarakigai.info/ranking/certified_companies/0731_3456.html
「理美容業界に働き方改革を」を掲げる同社は、理美容業界でも「働きやすさ」と「働きがい」を両立させることを目指し、
1)労働環境改善の実績
週休2日制や土日含む有給休暇の取得を推進し、理美容業界では珍しい連休取得も可能。
社員数の増加に伴うルール整備により、給与制度や評価基準が透明化。
結果として、創業当初に比べ離職率が大幅に低下し、スタッフの長期定着を実現しています。
(2)早期スタイリストデビュー
従来は数年かかるとされるスタイリストデビューを、平均半年~1年で可能にする独自カリキュラムを導入。
最新AIツールと動画教材を活用し、現場が効率的にサポートできる仕組みを整備。
これによりスタッフはより早くスタイリストとして活躍でき、キャリアアップのモチベーションを高めています。
吉田奈津樹社長のコメント
「ここで働けてよかった」「ここに通えてよかった」と思っていただける最高の場所を、みんなで一緒に創り上げていきたいと考えています。私たちは、世の中の変化を恐れず、ワクワクしながら前に進んでいきます。今回の受賞を糧に、理美容業界の未来をさらに面白く、明るくしていきますので、どうぞご期待ください。
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