POSレジで会計効率化 高齢理美容師も簡単操作
Posted on | 9月 12, 2024 | No Comments
慢性的な人手不足に悩む理美容業界で、POSレジで会計効率化して75歳の高齢理容師が働いている理美容室がある。
関西を中心に展開する理容室・美容室チェーン「株式会社WAKAMATSU」。
同社が運営する理容室62店舗のほとんどで、POSレジアプリの『Airレジ』とキャッシュレス端末の『Airペイ』を導入。レジと決済端末を連動させることで会計業務を効率化し、カットや接客に集中できる環境を整えている。
同社に勤める理容師は300人ほどで、平均年齢は40代後半~50代だが、理容師のなり手が少なく、平均年齢は年々上昇傾向にある。理容師資格を有するシニア世代を採用するのは珍しくなく、60代でも新規で採用している。直近でも75歳の理容師を採用し、週3~4日フルタイムで働いてもらっている。 3~6人で運営しており、施術だけでなく、会計業務なども理容師自身が行なっているが、簡単に操作できる『Airレジ』『Airペイ』が役立っている。
シニア世代の理容師の中には、タブレット端末を敬遠する反応もあったが、同社では操作方法をまとめた15分のスマートフォン動画を作成したのが奏功した。直近で採用した75歳の理容師も難なく使いこなしているという。
理美容業界の免許登録者数は、理容師60万人、美容師140万人いる(理容師美容師試験研修センター)。高齢者の潜在理美容師は少ないない。簡単に会計処理ができる『Airレジ』『Airペイ』人手不足解消の有力なツールだ。
(情報提供/リクルート)
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