『GO TOバーバー』キャンペーン 事後評価は「C」
Posted on | 11月 7, 2023 | No Comments
国庫補助金事業 事後評価
厚生労働省は2023年9月29日、「令和4年度生活衛生関係営業対策事業費補助金事後評価」(通称、事後評価)の結果を公表した。全理連の「理容サロンに行こう『GO TOバーバー』キャンペーン」、全美連の「消費者に対する組合店舗の安全性PR事業」はともに「計画通りの事業成果が上がらなかった」として「C」評価だった。
当該事業への国庫補助金額は、全理連5千万円、全美連2825.8万円だった。
また、全理連の「収益向上のためのサービスメニューの提案}(補助金額:991.8万円)、全美連の「組織強化(組合加入促進)におけるデジタル化推進事業」(同:936.3万円)は、「一定の成果・効果が確認できた」とする「B}評価だった。
評価したのは「生活衛生関係営業対策事業費補助金審査・評価会」。
理美容組合関係の事業評価は次の通り。
(事業実施組合「事業名」(補助金額))
「A」評価:先進的モデル事業として評価できる
・岩手県美容組合「生活衛生関係営業地域活性化連携事業生活衛生サービスの高齢社会アプローチ事業 第3章~地域包括ケアと連携した『生衛サービス』の展開を目指して~(414.7万円)
「B}評価:一定の成果・効果が確認できた
・山形県理容組合「理容店が提案する中学生向けヘアスタイルメニューの提供と顧客拡大事業」(補助金額:201.9万円)
・群馬県理容組合「労働生産性向上化事業」(212.5万円)
・千葉県理容組合「人材育成及び自己啓発の推進と税制等の理解への促進・対応強化のため、組合員及びその従業員等を対象とした講習会・勉強会を開催し、衛生管理知識・技能の修得や、租税に関する知識の普及を図る」(73万円)
・新潟県理容組合「コロナ禍の中、理容業の特性を生かしたゲートキーパー養成事業の取り組みと普及」(250.7万円)
・福井県理容組合「生衛業の専門性を生かした顧客づくりの推進」(201.8万円)
・香川県理容組合「新型コロナウイルス対応型訪問理容」(200.3万円)
・鹿児島県理容組合「利用者への情報提供の推進と組合の組織}(211.2万円)
強化(加入促進)
・埼玉県美容組合「自治体によるデマンドタクシー活用による高齢者対応の促進」(108.1万円)
・新潟県美容組合「がん罹患者への情報提供及び利用者の保護の推進」(84.8万円)
・三重県美容組合「消費者が選ぶ組合加盟店作り及び非組合員の加入促進」(200万円)
・奈良県美容組合「組合の組織強化(加入促進)・「組合組織見直しと訪問美容」」(150万円)
・和歌山県美容組合「組合加入促進活動展開事業」(185.9万円)
・徳島県美容組合「まつ毛エクステンションの技術者育成」(250.4万円)
「C」評価:計画通りの事業成果が上がらなかった
・静岡県理容組合「理容業の生産性向上事業「シズオカ・匠・調髪コース」プロジェクト」(192.8万円)
・福岡県理容組合「福岡の街を盛り上げるお祭りヘアの普及」(244万円)
熊本県理容組合「熊本県理容組合組織強化」(215.4万円)
・大阪府美容組合「組合の組織強化(加入促進)」(200万円)
タグ: 国庫補助金事業, 国庫補助金事業事後評価, 生活衛生関係営業対策事業費補助金