ヘアサロンの使用水は1日約1億37百万リットル
Posted on | 9月 23, 2023 | No Comments
美容業界のさらなるSDGs推進を
福井敏浩b-exCEOが2023年9月21日、アメリカ・ニューヨークで開催された「World Biodiversity Summit」(WBS)で講演し、美容業界のさらなるSDGs推進を訴えた。
WBSは国連総会の第78会期(UNGA78)に合わせ、b-exがパートナーシップを締結しているWorld Climate Foundation(本部:デンマーク・コペンハーゲン)が主催する生物多様性の保全をテーマに官民対話を深める国際会議。第3回となる今回は、各国の企業や団体の関係者約200人がアメリカ・ニューヨークに集結した。
日本の企業では初めてWBSに参加したb-exは、グループを代表して福井敏浩b-exCEOが講演した。
製品輸送のモーダルシフトや容器のプラスチック使用量の削減など同社が行っている脱炭素化社会に向けた取り組みを紹介するとともに、「アジアNo.1プロフェッショナル&クリーンビューティー企業グループ」を目指してヘアサロンと共にSDGsを推進していく決意を表明した。
ヘアサロンで使用する水量は、一日当たり約1億37百万リットル
<b-ex グループCEO 福井敏浩 コメント>
今回日本企業として初めてWBSに参加し、講演の機会をいただいたことを光栄に思います。
講演での「日本全国のヘアサロンで使用する水の量を試算すると、一日当たり約1億37百万リットルになる」という問題提起について、他の参加者から「美容室は年に何回も行っているにもかかわらず、そこで発生する生物多様性に関わる問題はあまり意識してこなかった」という意見を多数いただきました。
美容室にとってもサステナビリティへの取り組みは経営と切り離せないものになっています。
b-exは製品の提供だけではなく、今後、ヘアサロンのサステナブルな経営もサポートしていくことで、美容業界の環境負荷の低減をけん引する企業となることを目指します。そのアクションが美容業界だけではなく、日本の社会にとってもサプライチェーン全体の見直しや意識改革が加速していくきっかけとなるよう、人と環境に配慮した製品開発と事業展開、およびグリーンマインドの浸透により一層力を入れて取り組んでまいります。
タグ: SDGs, 福井敏浩, b-ex