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来期業況判断にコロナと物価高騰の影

Posted on | 2月 5, 2023 | No Comments

景気動向等調査・業況判断理由
理容美容の業況は、好転、悪化、不変とさまざまだが、やはりコロナの影響がを尾を引いている。さらに物価高騰もあって見通しも判断がわかれている。

日本政策金融公庫が2023年2月3日発表した生活衛生関係営業の景気動向等調査結果(2022年10~12月期、DI調査)・業況判断理由より。

業況判断理由:理容
今期判断理由
不変:コロナの感染者数が高止まりしており、新規客を含めて客足は伸びず、厳しい状況が続いている。(和歌山県)
悪化:コロナ等の影響でお客さまの来店回数が減少しており、光熱費等の値上がりも痛手である。(愛知県)

来期見通し
好転:行動制限が無く人の流れは回復しており、年末年始で外出機会が増えることで常連客の客足にも期待できる。(福井県)
悪化:コロナの長期化に伴う客足の伸び悩みに加え、物価高により採算の悪化も進んでいる。(兵庫県)

業況判断:美容
今期判断理由
好転:行動制限が無く人流が増えるなか、旅行やイベントへの参加目的の客数が増えている。また、松山市のプレミアム付商品券の利用も定着している。(愛媛県)
悪化:コロナが続き、外出の頻度が上がらないことや、物価高も相まって美容室に来店されるサイクルが長くなっている。(岐阜県)

来期判断見通し
好転:年末年始の行動制限が無いことから、初詣や成人式、冠婚葬祭などでの美容・着付け需要が増えることが期待できる。(京都府)
悪化:物価高騰の影響を受け、パーマやカラーの注文が少なくなり、客単価の低下が著しい。(沖縄県)

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タグ: DI調査, 日本政策金融公庫, 業況判断理由

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