「ネット予約」「キャッシュレス決済」が利用意向の双璧
Posted on | 7月 26, 2022 | No Comments
美容サロンでもDX化は進んでいるが、客が利用してみたい・今後も利用したいサービスは、男女とも1位「ネット予約」、2位「キャッシュレス決済」だった。
ネット予約、キャッシュレス決済は、以前から増加傾向にあったが、コロナ禍で利用者、利用希望者が一段と増えたようだ。
「ホットペッパービューティーアカデミー」(リクルート)は、20~49歳の男女4,200人に美容系サロンのDXに関する利用意識・実態調査を実施、その結果を2022年7月26日発表した。
美容サロンで利用してみたい・今後も利用したい「オンラインやデジタルツールを使ったサービス」(TOP5)※複数回答(男女各n=2,100)
また、「オンラインやデジタルツールを使ったサービス」に対する意識調査(単一回答、男女各n=2,100))では、「オンラインやデジタルツールを使ったサービス」に対しては、「時間や手続きが効率化されてうれしい」が男女とも8割を超えた。 次いで、「もっとこのようなサービスは増えるべき」が男女とも7割を超えるなど、DX化への期待は極めて高いのもわかった。
理美容業界でもDX化に積極的に取り組んでいるサロンは少なくないが、「DX化が進んでいると思う業種」調査では、10業種中、7位と残念ながら利用者からの評価は低かった。利用者・サロン双方にメリットの大きいDX、しかもDXは消費者から店選びの重要な要素となっているだけに、いっそうのDX化が求められる。
なお、リクルートでは美容系サロンや飲食業界向けに予約・決済・顧客管理などが出来るDXツール「サロンボード」を提供しているが、今回の結果をふまえ、長尾美樹リクルート飲食・ビューティー領域プロダクトデザイン部 部長(写真)は次のようにコメントしている。
「紙からネット予約管理への変革など、早くからデジタル化に取り組んでこられた美容業界の皆様だからこそ、お客様からのさらなる期待に応えられると確信しています。ニーズの高い“受付“や“会計・支払い“ののデジタル化を我々も支援していきたいです。」
【調査概要】
調査名 :美容サロン のDXに関する利用意識・実態調査
調査手法:インターネットリサーチ
調査時期:2022年6月16日(木)~2022年6月18日(土)
調査対象:全国の20~49歳の男女各2,100人、 美容サロン(美容室)過去1年以内利用者
詳細は: https://hba.beauty.hotpepper.jp/search/trade/salon/40079/
※美容系サロン…美容室、ネイルサロン、エステサロン、リラクゼーションサロン、アイビューティーサロンなど。
タグ: DX, サロンボード, ホットペッパービューティーアカデミー