カット料金1000ドルのサロンに予約殺到
Posted on | 7月 4, 2020 | No Comments
世界的な金融、マーケットの情報メディア『Bloomberg』は、コロナ後の営業再開が予定されているニューヨーク・マンハッタンの高級ヘアサロンの予約がすでに1000人以上に達している、と2020年7月1日動画で報道した。
同メディアのアマンダ・ゴードン記者が自らの髪を染めてもらいながらの突撃取材。
タイトルは「カット料金1000ドルのヘアサロンの内側」(Inside the salon WITH the $1000 hair cut)。1000ドル、日本円で10万円の高級サロン。画像から店名は「JF」(Julien Farel)らしい。
ニューヨーク市の経済活動がフェーズ2に移行するのを待って、予約が殺到している状況を紹介し、オーナーのJulien Farelさんにインタビュー。
店内の体温測定風景などの動画を背景に同氏は「客はコロナ感染にとても用心深くなった」と客の変化を語る。
さらに同氏は、コロナ後、ヘアカット料金は上がったが、それにも関わらず、英国、フランス、ニュージーランドなど世界中の客から予約が入り、年に2,3回は来店してくれる状況だという。そして、「それが世界の富裕層の美意識だ」とした。
同氏の説によると、髪は確実に伸び、3ヶ月も我慢すればヘアサロンは予約でいっぱいになる。日本のヘアサロンもその傾向があり、生活に密着した理美容業の強みであり、V字回復が期待される。
ちなみに10万円のカット料金、安くはないが、世界にはもっと高い料金のサロンが存在する。日本の「超」がつく一流スタイリストの料金は、技術、設備などは世界のトップレベルと変わらないが料金は半額以下と安い。コロナ前は近隣国の富裕層から人気だったのがわかる。
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