理美容業は、よりこまめな手洗いを
Posted on | 5月 6, 2020 | No Comments
新型コロナウイルスの対策について話し合う政府の専門家会議が2020年5月4日に出した提言では、理美容店や商業施設など業種ごとに、長期にわたって感染拡大を予防するためのガイドラインを作成するよう強く求めたいとし、その際のポイントが提示された。理美容店やネイルサロン、エステティックサロンなど客の体に触れる職種の施設では、手洗いをよりこまめに行うこと、などが求められた。
また、ガイドラインを作成する際の各業種が共通して留意点として、
・人と人との接触を避け、距離を保つ
・入り口や施設内で手指の消毒設備の設置
・マスクの着用
・施設内の換気や消毒
・発熱や咳などの症状のある人は入店しないよう呼びかける
感染対策の例として、
・複数の人の手が触れる場所を適宜消毒すること(ドアノブなど)、
・人と人が対面する場所は透明なカーテンなどで覆うこと、
さらに、トイレや休憩スペースでは感染のリスクが比較的高いと考えられるとして、
・トイレではふたを閉めてから流すよう表示すること、
・共通のタオルの使用をやめること、
・休憩スペースでは、一度に休憩する人数を減らし、対面で食事や会話をせず、常に換気し、部屋に入る時と出る時に手洗いをすること、
このほか、
・ごみを回収するときはマスクや手袋をつけて、外したあとは手を洗うこと、
・高齢者や持病のある人に関わる事業所では感染した場合に重症化するリスクが高いため、サービスを提供する側はより慎重で徹底した対応をとること、
などを示した。これらの提言を踏まえ、各業界団体はそれぞれの職種の特性にあったガイドラインを作成することになりそうだ。
(情報/NHK、一般紙)
タグ: 感染防止策, 手洗い, 新型コロナウイルス