女性の髪、じわりショート化
Posted on | 4月 9, 2020 | No Comments
女性の髪が、じわりとショート化している。2014年にはロングが15%だったが、5年後の2019年には12%に減り、逆にショートは30%から32%と2ポイント増えた。『サロンユーザー調査2020』(NBBA)による。
女性の髪の長さは、流行するヘアスタイルによっても変わるし、また社会情勢と結びつけて論ずる人もいる。ショートヘアが流行るときは、閉塞した社会に対し、それを打ち破ろうとする女性の意識が働くためと説く人がいたりする。
5年間でロングヘアが3ポイント減った理由は、流行や嗜好の変化、社会状況にあるのではなく、人口動態にありそうだ。つまり、髪の長さは年代によって差があり、60代では50%がショートヘアなのに対し、10代から40代までではショートヘアをしている女性は20%台である。この5年間で60歳台の女性が増えたために、全体としてショートヘアが増えた、というのがその理由といえる。
じわりショート化しているのは、じわり高齢化している、ということである。
同調査の調査概要は
http://ribiyo-news.jp/?p=28401
タグ: サロンユーザー調査, ヘアスタイル, 髪の長さ