「ヒゲソリダイ」を理容店主らが試食
Posted on | 7月 31, 2019 | No Comments
「ヒゲソリダイ」と呼ばれる魚がいる。動植物の名称で「ヒゲ」のつくものは多くあるが、「ヒゲソリ」は珍しい。魚介類図鑑によると「下あごに生えたヒゲダイに比べるとヒゲが薄く、密集してヒゲをそったようだから」と名称の由来を説明している。
正式名は、Skewband grunt。成魚は40㎝ほど。水深25-81mの砂泥地に生息している。以前は、西日本だけでとれる魚だったが、近年温暖化の影響か生息域は北上しているという。
流通量は多くなく一般には普及していないが、味は「非常に美味」の評価。
このヒゲソリダイ、新潟県柏崎市の漁協が養殖をはじめ、「髭剃り」つながりで、同市内の理容店主を招いて2019年7月29日に試食会を開催したところ、評価はおおむね上々だったという。
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