理美容店1サロン当りの人口、3倍の差
Posted on | 10月 28, 2018 | No Comments
理美容店1サロン当たりの人口は、全国平均では347人だが、最多の神奈川県561人と最少の秋田県187人では3倍の開きがある。10月25日に発表された平成30年3月末の「衛生行政報告」による理美容店舗数と都道府県人口(総務省、2018年1月)から、1サロン当たりの人口を算出した(下の表)。
1サロン当たり人口の多い都県は、
①神奈川県
②埼玉県
③千葉県
④東京都
⑤愛知県
がベスト5。首都圏が上位4位までを占める。
逆に少ない県は、
①秋田県
②山形県
③徳島県
④岩手県
⑤高知県
の順で、東北、四国になる。これらの県では、美容店が減少している。
首都圏では、美容所、美容師とも増えているが、それでも1サロン当たり人口は全国平均を上回っている。
理美容業やクリーニング、飲食などの生活関連業種は、人口の多寡が業績を左右する重要な要素なので、1サロン当たりの人口が少ない県でのサロン減少は仕方ない、といえそうだ。
参考までに、1理容店当たりの男性人口と1美容店当たりの女性人口を掲載した。この表と理容店、美容店の平均売上を見れば、すでに男性=理容店、女性=美容店の図式が崩れているのがわかる。
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