笄がわりのボールペンで、とんだ災難
Posted on | 8月 23, 2018 | No Comments
長い髪を簡単にまとめるのに、日本では古来より笄(こうがい)を使っていたが、この笄に代えてボールペンを使ったために、とんだ災難にあった女性がいる。
カナダ・ウィニペグの女性。
普段はポニーテールにしている自慢の長い髪を、青色インクのボールペンを笄代わりに刺して髪をまとめたら、ボールペンが折れて中の青色インクが髪はもちろん後頭部の頭皮にまで付着してしまった。
髪はブリーチしていて青色染料が浸透したらしい。水性インクだったら自宅で洗い流せるが油性で、結局行きつけの美容店でブリーチして、何とか最悪の状態から逃れたという。
日本では平安時代に宮中に仕えていた女性は長い髪をしていたが、普段は長いと不便なので、笄でアップスタイルにまとめて生活していた。江戸時代には笄髷に発展、笄はもともとは一本の棒だが、カンザシと同様、装飾性の豊かなものになった。一方、日常生活で長い髪を簡単にまとめるのには楊枝(房楊枝)などが代用された。
それにしてもボールペンが折れるというのは相当の衝撃があったのでは?
怪我をしなかったのか、心配になる情報でした。
写真は、災難を紹介した、hairbymisskellyo(インスタグラム)より
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