JEO エステティシャン指針 に基づき試験実施へ
Posted on | 6月 23, 2010 | No Comments
日本エステティック試験センター(荘司礼子所長)は6月22日、東京・永田町のルポール麹町で会見を開き、NPO法人日本エステティック機構の認証を受けて実施するエステティシャン認証試験について説明した。
2009年11月にNPO法人日本エステティック機構(JEO)が発表した「エステティシャン試験制度に対する認証」事業を受けて、2010年1月日本エステティック振興協議会(AEA)内に日本エステティック試験センターを設置し、申請準備を進めていた。6月1日にJEOに認証申請し、11日に認証された。
日本エステティック試験センターは現在AEA内にあるが、夏ごろに一般社団法人化して独立、将来はより公益性の高い公益法人化を目指す。
日本エステティック試験センターが行うエステティシャン試験は、JEOが2007年に示したエステティシャン指針に基づく。指針では300時間カリキュラムと1000時間カリキュラムが示されたが、今回日本エステティック試験センターが行うのは300時間カリキュラム。
第一回目の試験(受験料1万円)は11月18日に予定しているが、1年以上の実務経験者や認定学校を卒業している人には別途に試験や講習を受けることで、認証を受けられる特例措置を設ける。
実務経験者の場合は8月に行う実技試験(13000円、予定)を受けて合格者は11月の筆記試験に臨む。
認定校の既卒者は1日講習(5千円、予定)を受講し試験に合格すると認証される。
日本エステティック試験センターが行い試験は11月は全国8会場で行われ。2011年には2月、8月の開催が予定されている。
日本エステティック試験センターから認定された学校は、実技試験は認定校で行う
エステティシャンを認証するJEOでは22年度は1000人程度、23年度は5000人程度の認証を見込んでいる。
国が関与しない民間団体の認証とはいえ業界統一ともいえる認証制度がスタートする意義は大きい。今後はいかに多くのエステティシャンがこの制度に参加し、さらに消費者へ認知していくかが成功の鍵になる。
JEOが2007年に示したエステティシャン指針
(写真は日本エステティック機構からの認証状を示す荘司礼子所長)
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