治療用ウイッグに67市町区が助成
Posted on | 6月 29, 2018 | No Comments
抗がん剤治療にともなう脱毛への対応が理美容業界でもテーマになっているが、医療用ウイッグの購入費用の一部を助成する自治体は14都県の67市町区ある。大手毛髪企業などで組織する日本毛髪工業協同組合が2018年6月11日時点での助成情況を公表した。
助成する金額は1万円から3万までと自治体によってさまざま。また適用条件も自治体によって差がある。
東京都の場合、港区が唯一助成を実施している。助成金額は3万円か購入金額の7割のいづれかの低い額となっている。担当窓口も各自治体でさまざまだが、港区の場合はみなと保健所健康推進健康づくり係となっている。
日本毛髪工業協同組合では、助成を行う自治体が増えていることをふまえ、東京都に対し助成をするよう働きかけをしている。
なお、この制度は大手企業会社だけでなく、小規模な個人経営の理美容サロンでも対象となる顧客に活用できるので、地元の自治体に確認したい。
タグ: ウイッグ, 助成事業, 日本毛髪工業協同組合