理容師美容師 実技試験審査マニュアルを改定
Posted on | 1月 2, 2017 | No Comments
理容師美容師試験研修センターは2016年12月27日、衛生・理容師・美容師(カッティング課題)の各実技試験審査マニュアルを改定し発表した。
衛生実技試験は、受験者1組20名に対し、衛生実技試験委員1名を配置し、作業を開始する前の受験者の身体・服装及び使用する用具類が適切であるかを確認する「静的審査」、作業中に技術を安全かつ衛生的に進めているかを確認する「動的審査」、作業終了後に用具類の衛生的処理状況について「確認的審査」を行ない、減点方式の累積点数で評価する。減点方法は公平性の観点から標準化されている。
理容師実技試験審査は、モデルウイッグや用具などの用具類審査、カッティング、シェービング顔面処置、整髪、仕上がり状態などの各技術審査、さらに実技試験課題の設定条件などが示された。
美容師実技試験審査は、○☓方式で採点することにし、準備時間前の審査、準備時間中の審査、作業終了後の審査で行う。終了後の審査では完成した作品の習熟度から判定することにし、それぞれ具体的な事例を示した。
実技試験審査マニュアルは半年ほど前(7月4日)に改定されたばかりだったが、全理連など業界団体から、実技試験中に審査員が試験会場を退出することに疑義が出されていた。今回の改定で衛生実技については実技中試験中も審査することが示された。
各審査マニュアルの全文。
衛生実技試験
http://www.rbc.or.jp/pdf/ph-saitenH28.12.pdf
理容師実技試験審査
http://www.rbc.or.jp/pdf/r-saitenH28.12.pdf
美容師実技試験審査
http://www.rbc.or.jp/pdf/b-saiten01H28.12.pdf
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