美容所賠償責任補償 年間事故発生は546件
Posted on | 5月 17, 2010 | No Comments
美容所賠償責任補償制度は、美容店に来店されたお客様に危害を与えた場合やお客様の衣服や携行品などを破損してしまった場合、その費用を補償する制度だが、平成21年度の実績が5月12日の第342回理事会で発表された。
それによると、平成22年3月末日の加入者は6万8728人、加入率は96.1%だった。また、平成21年8月末日までの1年間の事故発生は対人197件、対物349件で計546件、支払われた賠償額は対人2448万円、対物895万円、計3340万円だった。
美容所賠償責任補償制度について
●支払い対象事例
・薬品や器材の使用ミスで、お客様の頭皮・毛髪・顔面等に損傷を与えた場合。
・施術中に誤って、お客様の衣服を汚した。
・お客様の携行品(衣服・メガネ・カサ等)で預けられたものをこわしたり、盗難にあった。現金の場合、金額の確認と警察の証明が必要。
・標識塔や看板が飛んだり、倒れたりして通行人にケガをさせた。
・ショーケースが倒れたり棚から物が落ちてお客様がケガをした。
・床がすべりやすく、お客様がころんでケガをした。
●支払う補償金。
・被害者になられたお客様に支払う損害賠償金(治療費・修理費・洗濯代など)
・事故発生後の損害防止軽減に必要な費用(応急手当・病院への護送費など)
・訴訟費用や弁護士報酬(保険会社の承認を必要とします。)
詳しくは全美連、または地元の美容組合へ
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