花枝康子講師が正統派の着付技術を伝授
Posted on | 7月 25, 2016 | No Comments
横田富佐子総合美容文化会は2016年7月19日、ダリアスタジオで、第233回例会を開催。戸部幸枝着付研究会の花枝康子講師が正統派の基本着付技術を伝授した。
花枝講師は、戸部幸枝着付研究会奥伝、全日本着付学術会芸術委員。テーマは、「楽に着る、着崩れしない、正統派の基本着付技術を学ぶ」
モデル3名を使用し、補正から着付と花嫁(大振袖)の帯結び2点を展示。サロンワークですぐに役立つ補正の方法や、帯まくらを逆にして使用する事で体にフィットする帯結びや仮紐を使わずにふくら雀を作る方法など披露。
続いて十二単(公家堂上 かざみ姿)の技術展示。全部で20㎏の重さがあり、襦袢から一枚一枚丁寧に着付した。実際の着付を初めて見る受講者がほとんどだったため、雅な姿と技術に魅了された。
教養講座はヴァイオリニストの沼田園子講師(東京芸術大学講師)が「一期一会の豊かなひと時」のテーマで、ヴァイオリン演奏を交えながら、聴衆とヴァイオリニスト、客と美容師、その一期の空間の大切さを訴えた。
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