遺伝子操作で白髪を阻止!?
Posted on | 3月 4, 2016 | No Comments
英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに2016年3月1日、白髪化を促進させる遺伝子が発見された、と発表された。英ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ遺伝学研究所。将来、毛髪の白髪化を阻止する化粧品への応用も期待出来るという。
【パリAFP=時事】(時事ドットコム)
倫理的問題が解決されれば、DNA配列を改変する遺伝子編集技術(ゲノム編集)で髪の色を自由に選ぶことも可能らしい。
白髪に変化させるのは、IRF4という遺伝子。この遺伝子については、これまでの研究で、髪の色に影響を及ぼすことが知られていた。
英ロンドン大学ユニバーシティー・カレッジ遺伝学研究所の研究チームによると、遺伝子IRF4の正確な機能に関する研究を重ねることで、白髪化を遅らせたり、さらには食い止めたりする技術や治療法の開発につながる可能性があるという。
もっとも、この遺伝子の変異は金髪の発生にもかかわっているため、同遺伝子を操作するとブロンド髪の減少につながる可能性もある。
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