TAYA美容室 22年度決算 上方修正も純損 予想
Posted on | 4月 27, 2010 | No Comments
TAYA美容室を経営する株式会社田谷は平成22年3月期決算を上方修正したが、依然営業状況は厳しく、純利益は▼1億76百万円の純損を計上する見込みだ。
TAYA美容室は、前期は130億円の売上実績だったものの、今期予想は前回(1月26日)126億40百万円としたが、新たな施術メニューや創業45周年キャンペーンが奏功して、126億67百万円と上方修正した。前回予想では営業利益、経常利益ともマイナスを見込んだが、今回予想では営業利益で5百万円、経常利益で9百万円の黒字を見込んだ。
なお、前期は1億98百万円の純利益を計上していた。
(情報/東証公開情報による)
美容室経営は個人消費の冷え込みで、来店頻度の長期化、客単価の減少、また低料金店への客の流失による客数減などに見舞われ、多くの美容室で苦しい経営を強いられている。TAYA美容室では、新卒者の採用・定着化、教育の充実による能力向上と効率配置を行うことで、収益の改善を目指す、としている。
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