縮小続く理美容市場 <2015年7月の家計調査>
Posted on | 8月 28, 2015 | No Comments
総務省は2015年8月28日、7月の「家計調査」(速報値)を発表した。理容、パーマネント、ヘアカットとも前年同月比マイナス。理美容に関しては消費の減退が続き、理美容市場は縮小している。
理美容に比べ、エキササイズ・リラクゼーションなどの「その他の理美容」マーケットは好調に拡大している。
2010年を100とした指数では、理容が3~5月の3ヶ月間100を超えたが、それ以外の月はマイナス。パーマネントは年初来マイナスが続く。年次でも100を超えた年はなく、衰退している。
ヘアカットは今年1月に100を下回ったものの2月以降はプラスで好調に推移している。美容室の主力商品はパーマネントからヘアカット&ブローに移行した。
【理美容関係の7月の家計支出】
品目:指数(前年同月比)
理容:92.6(▼8.0)
パーマ:80.5(▼12.7)
カット:106.3(▼8.8)
その他:124.9(10.6)
*家計調査「二人以上の世帯」より
*指数は2010年=100。年に換算して算出。
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