東京美容コンソーシアムがスパイラルアップ事業開始

Posted on | 9月 13, 2019 | No Comments

BA東京美容コンソーシアムは、公益財団法人東京しごと財団から団体別採用力スパイラルアップ事業を受託し、事業を開始した、と2019年9月13日発表した。

現在、事業の一環として組合内外の美容室を対象に、主に雇用、勤務などについてのアンケート調査を実施している。

団体別採用力スパイラルアップ事業は、同財団が、人材確保に課題を抱えている業界団体を選定し、女性活躍推進および働き方改革（生産性向上）の視点に立ち、一次支援と二次支援の二段階に分けた支援を実施する事業。

美容コンソーシアムは、平成29年に「団体課題別人材力支援事業」を同財団から受託し、人材力の向上をテーマに50の支援先サロンを選定、支援を実施。支援内容は、「採用支援」「育成・定着支援」「雇用環境整備」の3つを軸にしている。

例として、「育成・定着支援」では、「まつ毛エクステンション」「訪問美容」「アピアランスサポート」など、サロンスタッフ向けの講習会をつのテーマで22回実施。「採用支援」や「雇用環境整備」の面では、ママ美容師向けの求人サイトの構築や、コンサルティングによる就業規則や求人票の見直し等を実施し、生産性・定着率の向上と人材の確保に繋げた実績がある。

現在、美容コンソーシアムが進行している一次支援は、業界特有の人材確保や働き方改革等に関する課題の明確化のために、組合内外の美容室を対象としたアンケートによる調査・分析を実施している。美容コンソーシアムは本調査の結果をもとに、二次支援の事業計画を策定。25の支援先サロンを選定後、策定された事業計画に沿った支援を行うことにしている。

なお、BA 東京美容コンソーシアムは、東京都美容生活衛生同業組合（ 金内光信理事長）と世界最大の人財サービス企業であるアデコグループの日本法人で、総合人事・人財サービスを展開するアデコ株式会社（川崎 健一郎代表取締役社長）で発足した美容業界の人材力の強化を目的とする共同事業体。

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