足踏み状態の美容業 <DI調査 2015年第3四半期>
Posted on | 2月 10, 2016 | No Comments
日本政策金融公庫は2016年1月28日、「生活衛生関係営業の景気動向等調査」(2015年第3四半期)を発表した。美容業のDIは前年同期比で、採算と客単価が悪化した。
客数は改善し客足は戻っているが、消費者の低価格志向は根強い。
また売上、業況、客数は改善したものの改善幅は小さく、また4期平均移動線をみると、採算が2014年第4四半期を頂点に悪化しており、これまでの回復傾向から足踏み状態になったようだ。
DI:今期:前年同期比
売上:-26.6:1.4
採算:-5.3:-2.1
業況:-21.0:1.7
客数:-34.4:3.1
単価:-16.9:-5.7
DI=良い(増加、好転、黒字)-悪い(減少、悪化、赤字)
経営者の実感を調査したもので、イメージ的な面が反映されやすい。
調査時期:2015年12月上旬
有効回答企業:理容371企業、美容434企業
タグ: 景気動向調査, 美容業DI, DI