インバウンド需要で賑わうソウルの美容室
韓国・ソウルの美容室は最近、外国人観光客が押し寄せている。
美容産業が成長の原動力 韓国・ソウル
日本が韓国に遅れているのはIT分野だけではない。美容分野でも遅れをとっている。その背景には行政の力の入れ方の違いがあるようだ。
少子高齢化でも美容室は盛業!?
何かと張り合っている日本と韓国だが、少子高齢化では韓国が一歩進んでいるようで、韓国を代表する経済紙といわれる『中央日報』(日本語版)が2050年の韓国の人口動態状況を2019年11月5日伝えた。大半の産業が衰退するなかで、美容室は盛業。
無資格者のシャンプーなど補助業務を認可
日本ではシャンプーなど客に触れる業務は理美容師でなければできないが、韓国では規則を改正し、アルバイトや見習いなどでもできるように規制緩和した。2018年11月18日、韓国・中央日報が伝えた。
韓国の美容師制度
韓国でも美容の業務を行うには国家資格が必要だが、その内容は日本とはだいぶ違う。日本では「パーマネントや化粧、結髪など」と具体的な業務が規定されているが、韓国では「手入れをする」にとどめ、幅広い技術に対応している。