借入限度額5億円 の根拠は?
Posted on | 5月 31, 2012 | No Comments
2012年2月、沖縄で行われた行われた全国理容連合会の第155回評議員会で、上程された議案の「借入限度額5億円」の根拠を尋ねる質問があり、即答を避けた大森利夫理事長は5月25日開催の第156回評議員会で回答した。その答えは、「明確な回答はない」としながらも、「会費収入に見合う程度の金額を借入限度額に設定したのではないか」というものだった。
この質問、以前にも出されたことがある。
前々理事長の当時かその前かもしれない。そのときの執行部は「執行部への信任の意味合いがある」と答えたのを記憶している。つまり、この執行部へは5億円までなら借入をおこしてもいい、という組合員からの信任を示すバロメーターだというのだ。時の執行部は「借入を起こすこはありえない」と明言していた。
お隣の全日本美容連合会では、この案件は上程されていない。他の生衛業の連合会の詳細は不明だが、おそらく、全国理容連合会が設立された当初、活動資金の不足が懸念されたことから、この案件が上程され、以来継続されているのではないかと推測する。
むかしの5億円はいまなら10億円以上の価値があるかもしれない。借入金額云々よりも、苦しいとはいえ財政基盤が安定しているいまとなっては、はたしてこの案件そのものの必要性は薄れている。
惰性で上程し続けるのを再考すべきときかもしれない。
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