若年層で「脱毛」選択が拡大 髭処理をめぐる意識変化
Posted on | 12月 18, 2025 | No Comments
ホームシェービングにはウェットシェービングとドライシェービングがあり、その比率はほぼ半々とされている。一方で、10代・20代の若年層では「脱毛」を選択する人が増えており、全体の17%を占めることが分かった。
フェザー安全剃刀は2025年12月17日、シェービング方法や替刃の価格感、交換時期に関する実態調査の結果を発表した。調査は2025年11月に実施され、全国の15歳から60代までの男性9,611人を対象とした。
年代別に見ると、「脱毛」を選択している割合は15~19歳で17.6%、20代で16.8%と高く、30代は7.3%、40代は3.6%、50代は1.2%、60代でも0.8%と、年齢が上がるにつれて低下する傾向がみられる。男性の髭処理において、「脱毛」という選択肢の存在感が若年層を中心に高まりつつあることがうかがえる。
調査では、替刃価格に対する不満も浮き彫りになった。替刃式カミソリ利用者全体の66.7%が、替刃価格を「高い」「高すぎる」と感じていると回答した。とくに5枚刃ユーザーでは約76%が価格に不満を示している。
替刃の枚数が増えるにつれて価格への不満は強まり、60代の4枚刃・5枚刃使用者では80%以上が不満を抱いている。また、替刃を2カ月以上交換していない人は約50%に達し、交換時期は「1カ月以内」と「3カ月以上」に二極化する傾向がみられた。
さらに30代~40代では、子どもがいる層のほうが、子どもがいない層に比べて替刃価格を「高い」と感じる割合が高い傾向にあることも明らかになった。
調査結果から、替刃式カミソリ利用者の約67%が価格に構造的な不満を抱えており、特に長年の愛用者ほどランニングコストに対する意識が厳しい現状が浮かび上がった。
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