毛髪の色 DNAで判別
Posted on | 1月 8, 2011 | No Comments
日本人はじめ東洋系の人種の髪の毛の色は黒が圧倒的に多いが、欧米の白人の髪の毛はブロンズ、赤毛、黒、金髪と様々。その髪の毛の色を遺伝子で判別する研究が報告された。
採取したDNAから、判定するもので、オランダ・ロッテルダム(Rotterdam)のエラスムス医学センター(Erasmus Medical Centre)の研究チームによる。
ヨーロッパ人数百人の血液、精液、だ液、皮膚細胞からDNAを採取し、頭髪の色に関係する11個の遺伝子の13の特徴から、本人の髪の毛の色を予測したところ、赤毛か黒毛かについては90%以上の確率で、金髪か栗毛色かについては80%の確率で、予測することができた。
また「赤毛」と「赤みがかった金髪」、「金髪」と「濃い金髪」といったような微妙な違いまで予測できるという。
1月4日の科学誌「Human Genetics(人間遺伝学)」に掲載された。
(情報/AFP)
現地では、法医学、鑑識の面で、身元確認などに役立つ研究と評価されています。
毛髪つながりの話題でした。
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