現代の名工に美容から掛川吉隆、七條慶紀の両氏
Posted on | 11月 9, 2009 | No Comments
厚生労働省は11月9日、卓越技能者を発表した。美容からは掛川吉隆、七條慶紀の両氏が受賞した。七条氏は42歳の若さでの受賞。
掛川吉隆氏(東京都、58歳)
受賞理由:カット、パーマ等美容全般における新技術の開発や指導をはじめ、美容に関する幅広い技能を活用し、ニューヘアファッションの創作等に精力的に活動しており、美容業界全体の社会的地位向上に貢献している。
七條慶紀 氏(奈良県、42歳)
受賞理由:立体メイクを始め、頭蓋骨を意識した立体カットの技能に卓越しており、96年世界美容技術選手権大会で個人総合世界一位となるなど、国内外の250以上のコンテストで優勝、その技術は世界で認められている。
また、世界ナショナルチームのトレーナーや職業訓練校で指導員を務めるなど、若手美容師の指導育成にも尽力している。
「現代の名工」として親しまれているこの制度は、卓越した技能者を表彰することにより、広く社会一般に技能尊重の気風を浸透させ、技能者の地位と技能水準の向上を図り、青少年がその適性に応じ、誇りと希望を持って技能労働者となる気運を高めることを目的にしている。
(1) きわめてすぐれた技能を有する者。
(2) 現に表彰に係る技能を要する職業に従事している者
(3) 技能を通じて労働者の福祉の増進及び産業の発展に寄与した者
(4) 他の技能者の模範と認められる者
で連合会などからの推薦者を対象に、厚生労働大臣が技能者表彰審査委員の意見を聴いて決定している。
昭和42年に制度化され、現在は約150名が毎年表彰されている。
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