カラー剤のキャップを変更しプラ削減 ホーユー
Posted on | 11月 11, 2020 | No Comments
ホーユー(ホーユープロフェッショナルカンパニー)は、プラスチック使用量削減を目的として、美容室などで使用するプロ用ヘアカラー1剤、2剤容器のキャップを変更すると2020年11月6日発表した。2剤容器のキャップを小さくし、2022年までに年間約3.1tのプラスチック量の削減を目指す。
同社は、昨今のプラスチックによる環境問題への対応の一つとして、美容室などで使用するプロ用ヘアカラー2剤容器のキャップを小さくして、プラスチック量を減らすよう、2剤主要3ブランドを11月より変更する。
この変更により、同社のプロ用ヘアカラー2剤キャップについて約70%の削減となり、2022年までに年間約3.1tの削減を目指す。
また、ヘアカラー1剤キャップのキャップ縮小にも取り組み、プロ用ヘアカラー製品のメインブランド「プロマスター」をはじめとする主要15ブランドで実施する。この変更によりプロ用ヘアカラー1剤キャップについて約45%、2022年中には削減量として年間約12.3tを見込んでいる。
同社では、いづれのキャップも従来の使用感を損ねることなく使用できることを確認しており、既に昨年10月から小ロット製品より順次切り替えを図っている。
なお、同社は約10年前からヘアカラー2剤プラスティックボトル容器をパウチ形状に変更を進めており、これまでにボトル容器について約74%、累計約317tの削減を達成している。
同社では「これからも引き続き持続可能な社会への取組に貢献してまいります」としている。
(情報/プレスリリース)
タグ: ヘアカラー剤, ホーユー, 地球環境