縮む理美容市場
Posted on | 3月 10, 2018 | No Comments
<2018年1月の家計調査>
総務省は2018年3月9日、1月の家計調査を発表。2015年を100とした指数で、消費者(二人以上の世帯)の理美容への支出は減少傾向にある。理美容業の景気回復は遠い。
2017年通期の指数(2015年=100)では、理容94.4、パーマネントウエーブ85.5、ヘアカット99.7、その他の理美容サービス103.9で、その他の理美容サービス以外は100を下回った。
理美容業の料金を示す物価指数は上昇傾向にあるが、消費者の理美容に対する支出は減少している。利用回数は景気回復を受けてわずかながら増えているものの、消費者の低価格志向が根強く支払料金は低下、理美容のマーケットは縮小傾向にある。
前年同月比ではヘアカットはマイナス8.7だったが、理容7.5、パーマネント3.3、その他の理美容5.3だった。
【家計調査/1月】
<2018年3月9日発表>
品目:指数(前年同月比)
理容:78.8(7.5)
パーマ:67.2(3.3)
カット:78.3(▼8.7)
その他:92.1(5.3)
*家計調査「二人以上の世帯」より
*指数は2015年=100。年に換算して算出。
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