「世界イチ”指先の美しい国”ニッポン」掲げ、JNAが活動
Posted on | 6月 22, 2016 | No Comments
日本ネイリスト協会が第11回総会
日本ネイリスト協会(JNA)は2016年6月22日、東京・平河町のキャピトルホテル東急で第11回総会を開き、平成27年度報告案件、平成28年度計画案件を可決承認した。事業計画案では、東京オリンピックが開催される2020年に向け、「世界イチ”指先の美しい国”ニッポン」を掲げ、活動していくことを決めた。
平成27年度、創立30周年の記念事業を行ったJNAは、ハワイでのイベントに東南アジア諸国の代表を招くなどしたが、日本のネイルが世界でも最高水準にあることを踏まえ、平成28年度事業は海外への展開を視野に入れた事業が多く盛り込まれた。
海外でのネイル検定試験の実施に向けた準備、JNA認定校の国際化へ向けガイドラインの策定などアウトバウンドのほか、来日外国人に対する日本のネイルを体験できるインバウンドの支援なども行われる。
平成27年度決算は収入10億5101万円、支出11億8295万円で、1億3194万円の赤字だった。これは30周年記念事業の特別事業費があったため。
平成28年度予算は収入10億2800万円、支出10億4800万円で編成された。2000万円の赤字は今年ネイル白書を作成するのと、熊本地震への支援費などが計上されたため。
総会に先立ち、あいさつした滝川晃一日本ネイリスト協会理事長は、ネイル産業も他の美容産業と同様、低迷している、としたものの、「ネイルはまだ経験していない潜在顧客が多い。潜在顧客を掘り起こすことで市場は拡大できる」とし、さらに「日本のネイルは世界一。海外に向けて日本の素晴らしいネイルを発信するとともに、来日外国人へのインバウンドの効果も期待できる」などと語った。
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