創立30周年を機にネイル人口増大
Posted on | 6月 26, 2015 | No Comments
今年創立30周年を迎えた日本ネイリスト協会(滝川晃一理事長)は、さらなるネイル人口の増大を目指し、30周年の記念事業業を展開する。2015年6月25日開いた第10回総会で決めた。
昨年、同協会が発表したネイリスト白書によると、ネイルサロンに通う人は女性の20%に過ぎない。ネイル人口を増やすことで、現在2000億円市場といわれるネイル市場をさらに拡大させる。
同協会では、まだネイルに親しんでいない人をブルーオーシャンと定義し、彼らに向けてネイルの魅力を訴求する活動を行う。その一環として、「全国縦断!ネイルキャラバン」をこの5月から実施。プロのネイリストによるネイル体験ができるイベントで、全国で実施する。
また、企業や自治体などではネイルを認めていない職場があることから、職場環境にふさわしい「ネイル服務規程」を作成し、広く提案していく。
このほか、多くの人が楽しめる30周年記念誌の作成、記念式典などを今年度に行うことにしている。
総会では、平成26年度報告案件、27年度計画案件を承認。また、役員改選では新理事4人が就任した以外は役員、執行部すべて重任となった。任期は2年。
水野義夫日本ネイリスト協会副理事長は総会の最後に、男性のネイルケアやキッズを対象にしたネイルなど、まだまだネイルの潜在顧客は多い、とし協会を上げてネイル市場の拡大に取り組む必要性を語り締めくくった。
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