理美容ニュース

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ワクワク・ドキドキ体験はどこからくるか

Posted on | 2月 28, 2014 | No Comments

9.お客を集める外装デザイン(全14回)その2
前回、「ライフスタイル」や「感動体験」が美容室の店舗づくりにおいても重要だとお伝えしました。具体的には、ワクワク、ドキドキを想像させる力のことです。
では、人は、何にワクワク・ドキドキするのでしょうか。

物質的には満たされているなかで、心を高揚させる感覚を体感できる場所や時間にお金を払うのが、いまの消費者心理です。アンティーク調のサロンデザインがここ3~4年よくみられますが、アンティークで懐古的なデザインにすればなんでも流行る、絶対集客できる、という短絡的なことではありません。

「お客さまの心をくすぐるお店」
「想像する楽しみを味わえるお店」
「体験できる時間を売るお店」
になるための雰囲気作りの大切さに目覚め、その大切さを理解しファサードや美容室内装の演出に気を配るサロンオーナー様の多くが、店舗デザインで「ゆったりと流れる時間」というテーマを表現されたかった、ということにすぎません。

あなたが、お客様のワクワク・ドキドキを、あなた流のテイスト、ライフスタイルの提案コンセプトともに店舗内装デザインでお伝えできるものは、アンティーク調でなくても、きちんと情報設計されていれば、伝わります。

あなた流のテイスト、ライフスタイルの提案というと難しいですが、ご自分の客としての体験を想いだしていただければわかりやすいと思います。
「こんな雰囲気のところで時間をすごしてみたいなあ」
「いつか自分の部屋はこんな風にしてみたいなあ」
「こんなところで友達や家族とすごしてみたいなあ」
と思うときありませんでしたか。
そのような生活の延長線上にあるワクワクを、あなたの美容室内装やファサードで通行人やご来店のお客様に想像させることができれば、しめたものです。

「手に届きそうで、実はなかなか手に届かない」
憧れの部分をくすぐるお店の空間や接客を、ファサードで演出し知らせることができれば、お客さまの足はお客様自身も知らないあいだに自然と向いてきます。

「こだわったデザインの建物だから、きっとサービス技術やスタッフの対応もいいのだろうな」と、ちょっとしたことでイメージがふくらみます。写真は、飲食店併設の美容室様です。

「こだわったデザインの建物だから、きっとサービス技術やスタッフの対応もいいのだろうな」と、ちょっとしたことでイメージがふくらみます。写真は、飲食店併設の美容室様です。


次回もひきつづき、美容室のファサードについてです。どうぞお楽しみに。
(著作:和田美香 「初めての美容室独立開業工事110番(http://salonopen.com)」サイトでも、ブログやメルマガ執筆中)。

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タグ: 夫婦二人で開業する!こだわり美容室

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