「美容師のちから」プロジェクト新展開へ 日本ロレアル
Posted on | 8月 10, 2013 | No Comments
日本ロレアル株式会社(クラウス・ファスベンダー社長)は、2011年より活動を開始した東北復興支援活動「美容師のちから」プロジェクトを2013年より新しい形で展開する。
被災地の復興状況も日々変化を遂げ、新しいニーズもあることから、これまでの活動内容を再考する時期であると判断したもの。
以下、プロジェクトの詳細。
「美容師のちから」≪HAIRDRESSERS FOR HOPE / COIFFEURS DE L’ESPOIR ≫
プロジェクトは、2011年に活動を開始。被災された地域を地元の美容師がビューティーバスで巡回し、美容室でのヘアカットなどを受けることが困難な状況にいる方々を継続的にサポートするために、立ち上がりました。
同時に震災により、美容室という働く場をなくした美容師が活躍できる場を提供することも活動の主軸でもありました。
「働くことの喜びを、ビューティーバスを通して再認識することができた」と、ビューティーバスを活用した美容師たちは語っていました。
新たな取り組みについて
6月から仙台を皮切りに新しい活動を始めており、被災地の仮設住宅を巡り、「1 day ヘアスタイリング&メイクアップ」というコンセプトのもと、ヘアスタイリングとメイクアップをプロの美容師の手にゆだねることで、美しくなった女性たちの記念撮影を行っています。
また、撮影した写真をプレゼントすることで、Happy な笑顔を増やすプログラムとして実施しています。
震災でこれまでの写真を全て無くしてしまった方も多く、美しくなっての記念撮影は大変喜ばれ、明るく晴れやかな笑顔が見られました。
活動は2015年3月までを目途に継続する予定で、毎月1回、東北3県の沿岸部の仮設住宅を中心に活動する予定です。
8月は、
福島県相馬市「そうま花火大会」(8/10)
宮城県気仙沼市「LIGHT UP NIPPON」(8/11)
において活動します。
「美容師のちから」は、ロレアルと美容師が被災地の笑顔を増やすことを目的とし、ともに歩んでいくプロジェクトとして、さらに積極的に推進していきます。
【今後の稼働スケジュール】 (予定)
2015年3月まで毎月1回の活動を東北3県にて実施予定、仮設住宅を巡回
第1回: 2013年6月24日25日 宮城県仙台市
仙台港背後地6号公園仮設住宅、若林グラウンド仮設住宅
第2回: 2013年7月22日23日 宮城県名取市 美田第二仮設住宅、植松入生仮設住宅、雇用促進住宅
第3回: 2013年8月10日11日 福島県相馬市 そうま花火大会、宮城県気仙沼市 LIGHT UP NIPPON
第4回: 2013年9月17日18日 調整中
第5回: 2013年10月15日16日 調整中
第6回: 2013年11月11日12日 調整中
第7回: 2013年12月24日 調整中
日本ロレアルの復興支援について
東日本大震災後、全社をあげて長期的な視野に立って東北復興支援プログラムを立ち上げました。
「美容師のちから」によるビューティーバス (移動式美容室)をはじめ、宮城県石巻市に地域の皆さんのための交流施設となるコミュニティカフェ「HANA荘」の建設・運営をNGOと実施しています。
また、各ブランドの売上の一部をパートナーNGOとの協力のもと、様々な復興支援活動に展開しています。
(情報/ニュースリリース)
タグ: 日本ロレアル, 東日本大震災