格差が広がる社会に理美容業界はどう対応するか
10月31日に発表された、黒田東彦日本銀行総裁の「量的・質的金融の追加緩和」はアナリストの誰一人として予想していなかったサプライズだっただけにマーケットも素早く反応し、円安、株高に大きく振れた。
化粧品は効果が求められる第2ステージに
資生堂が満を持して9月に発売した美容液「アルティミューン」が注目を集めている。そのキャッチフレーズは「美しいひとには、免疫がある」。
免疫美容の真実が明らかに
「美容店の大廃業時代の到来」(http://ribiyo-news.jp/?p=12839)と題した一文を当コラムに寄せたところ大きな反響がありました。将来を心配している人が多いからでしょう。
求められる「発想の転換」
前回、前々回と2回にわたり、美容店の大廃業時代がすぐ目の前に迫っていると警告した。
それは大規模な企業サロン、中規模・小規模零細サロンなどサロンの規模を問わず、美容業界全体の問題である。
続・美容店の大廃業時代の到来
前回の「美容店の大廃業時代の到来」は、思いのほか注目を集めたようで300を超す「いいね!」ボタンの反応があった。
美容店の大廃業時代の到来
アベノミクス効果で日本中が沸いている。円安効果、株価上昇だけにとどまらず設備投資も増えているというから本格的だ。
「効果」を競う、化粧品の第2ステージ
相変わらず化粧品のCMがテレビ、雑誌、新聞、近頃はネットを賑わせている。
化粧品を疑問に感じている消費者は多い
3月29日に一般の人を対象に開いた「免疫美容セミナー」(主催・日本免疫美容協会)には、予想を上回る180人の方が来場した。
消費税増税が迫ってきた
消費税増税が迫ってきた。
美容業界でもその対応策をテーマにした記事を掲載した業界誌紙を目にする。しかし、消費税増税は美容業界に大きな影響を与えるとは思えない。
格差が広がり、美容業界は難しい状況に
アベノミクス効果で確かに一部の人は儲かった。どういう人かというと、大金持ちに小金持ちを合わせてざっと2割の人たちだ。金融緩和策でお金がダブつき、ダブぶついたお金は、結局お金持ちのところに流れた。お金を扱う銀行や株屋も大いに儲けた。トヨタを筆頭に純益を大幅に拡大した大手企業も多い。
理美容店は、景気回復の「待ち」の経営でなく、積極的な「攻め」の経営を
平成26年を迎え、世の中はアベノミクス効果による経済回復への期待感が高まっています。高級品はもとより、億ションといわれる超高級マンションの売れ行きも好調だといいます。豪華客船で行く海外クルーズ、国内旅行ではJR九州の高級列車「ななつ星」の予約は半年先まで埋まるなど、アベノミクス効果は確かに現れています。
この先、美容業界の流通はどうなるのだろう?
美容業界が一般の産業に比べて著しく遅れているのが流通だ。他業の多くは、インターネット時代にふさわしく、ネットを中心にした流通に移行している。メーカーから直接、あるいはネット上の通販サイトを利用して、必要な物を入手する。
偽装問題に一言
メニューの偽装表示が連日マスコミで取り上げられている。阪急阪神ホテルズ、リッツカールトンにはじまり、名門ホテルといわれるニューオータニやホテルニューグランドでも偽装が発覚した。さらには、そごう西武、三越伊勢丹など有名デパートでの食材偽装が報道されている。
「ひとりキレイ作戦」のすすめ
28歳から35歳にかけての男性美容師さんの独立が急増していることを前回書いた。そして、この美容室の開業ラッシュは、2000年以降の美容学校への入学者数をみれば当分は続く。
増え続ける、独立開業する男性美容師さん
美容業界のオーバーショップは20年以上も前から言われている。しかし、美容店が減る兆しはいっこうに見えない。逆に増加の勢いが止まらない。
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