その先の未来へのレガシーが大切!
Posted on | 12月 31, 2018 | No Comments
<2019年年頭所感>
全国理容生活衛生同業組合連合会理事長 大森利夫
明けましておめでとうございます。健やかに新年をお迎えのことと存じます。
旧年中は、連合会の事業推進に一方ならぬご協力を賜り深謝致します。
さて、年頭にあたり改めて多くの関係される皆さま方にご報告申し上げたいのは、昨年9月8日、パリで開催したOMC国際会議で2021年9月に日本での世界大会開催が決定したことであります。
日本での世界大会開催は、1992年の幕張メッセ(千葉県)以来で29年ぶりであります。その会議で私は「OMCグローバル・アンバサダー(大使)」にも選ばれました。世界理美容業界のグローバル大使の就任は初めてということで、私は先頭に立ち日本ナショナルチームの強化はもちろんのこと、2021年世界大会の成功に向けて邁進する所存であります。その盛り上がりには何と言っても全国の会員の皆さまの理解と協力が大切であり、お力添えをお願い申し上げる次第であります。
2020年のオリンピック・パラリンピック、そして世界大会の決定によって、急増する訪日外国人の方々に日本の理美容の良さを、知ってもらい、来てもらい、楽しんでもらう。そしてそのことが業界の活性化へとなり、個々のサロンの売り上げ向上につながってくるような方策を取っていかなければいけません。
現在全国理容連合会では、外国人対応の検索サイトや翻訳アプリを使ったインバウンド事業や、女性集客に向けた総合的な提案としてのニューヘア「Tlish」のセミナー等を行っています。インバウンド、女性集客、そして訪問福祉理容を3本の柱として、全国の理容サロンの繁栄を目指して顧客減少を増加へのプラスに転じるよう努めてまいります。
世界を巻き込んでの催しの決定を得たことで最も大切なことは、未来の業界を見据えたレガシー(良い遺産)を打ち出し、業界活性化につなげることであります。年頭にあたり歴史と伝統に引き継がれていく業界が、未来永劫であることを祈念し挨拶とします。
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